天草土人形保存会の皆さんが運営する工房とサステナブルな活動
伝統工芸天草土人形工房の絵付け体験。保存会の皆さんが運営する伝統工芸天草土人形工房のサステナブルな活動について動画をごらんください
動画の内容(天草土人形)

天草サステナブルツーリズム

伝統工芸の工房が天草市旧本町中学校後にあります。

ここでは
天草土人形の絵付け体験ができます。
伝統工芸の工房は天草土人形保存会の皆さんが運営。

天草土人形は江戸時代に天草で生まれました。雛祭りや端午の節句など人生儀礼の節目に、願いや祈りを込めて送られてきました。

これはですねやっぱ素朴さだと思いますね
そしてあの自然くささ。

天草土人形に捧げた「祈り」の存在っていうのは大きいと思う。

潜伏キリシタンがお祈の対象として使った
山姥というのがありますね。
マリア観音と言われてたものですが
そういうものも派生して存在してきましたですね。

土人形は粘土を人形の型に押し込み作っていきます。
粘土を押し込む力加減がポイントだそうです。
よく押さえないと型が出てこないわけですね。


型抜きした人形は乾燥させ、その後素焼きを行います

そして最後の工程が絵付けです

お祈りの人形ですから
人形の命は顔です
だから最後に顔だけは一生懸命塗ってくださいと
サステナブルな活動(伝統工芸天草土人形)

天草土人形は一時その歴史が途絶えました。
2002年に保存会が発足しその復活に取り組んでいます。
また、保存会の皆さんは小学校で出前授業を行い、
故郷の伝統工芸を次の世代へ伝えています。

土で作る
そういった人形を作っていくことには
大きな意味があると思います。
「壊れても土に還る土人形」
天草の人たちの思いを繋いできた人形です。